初動は実力~その瞬間から勝負の差が生まれている
2021.11.22
こんにちは。
本日は設計部で働く中で感じている、社会の最前線で闘う上で必要な力を紹介します。
私が所属する企画室は、競合他社との提案競争や、企業や自治体の新規プロジェクトの事業企画を担っています。
ライバルとなるトップクラスの事務所との闘い、一流の経営者や凄腕の企画マンなど、切れ味鋭い人や組織を見てきましたが、そこで感じることは、
「初動は実力。初動の動きをみれば、この人や組織が今後どのような成果品をつくってくるかは分かる」ということです。
■初動で答えに到達するスピードを高める
トップクラスの人材は圧倒的に初動のスピードが速い。これが確かな事実です。
たとえば、国内最高レベルの提案競争の場面では、競合他社との闘いはスピード勝負です。コンペ・プロポーザルに参加した直後に、自分達が持ちうる情報網から確かな情報を集め、追求照準を定め、答えに向けて一気に詰められるか、そこで勝敗の大きな方向性が決まります。
最前線で活躍するコピーライターが言葉を生み出すのは一瞬です。普通の人であれば1週間かかっても書けないような文章を、ものの数分もしないうちに生み出します。
あるいは、仕事ができる人の特徴は、メールのレスポンスが早いです。メールしたらすぐに返信してくれる人は仕事ができると思います。
普通の人と成果を出す人の違いは、初動で答えに到達するスピードが違うのです。
あとでじっくり考えるではなく、その瞬間に7割、8割まで到達する。そのあとに何度も再考し、精度を高めていくのです。
そうはいっても、「仕事を多数抱えており、なかなか1つの課題に入りきれない」という声も聞こえてきそうです…。しかし、忙しいのはみんな一緒です。その中で、初動の差が生まれること自体が、実力の差なのです。
■初動の裏側にある、日々の追求と組織的な蓄積
ここまで話をすると、個人の生まれ持った能力の差という風に思うかもしれません。確かに天性の差はあります。しかし、それよりも初動の違いを生み出すのは、
①普段からどれだけ考え抜いているか
②組織としてみんなで追求した蓄積があるか
です。
①ある課題に直面した時、ゼロから考えていては時間がかかります。日々、どれだけ深く広く追求しているか、ものごとの本質を追求しているかどうか。実は初動前の追求量が大事なのです!
②1人ではその追求量も限界がきます。社会では個人で闘うことはほぼありません。同類闘争は集団同士の闘いです。どれだけ、みんなと追求し、組織的な共有ができているかどうかが大事です。
私自身が社会の前線で闘っていけるのも、類グループで日々皆とトコトン追求できる環境にあることが大きいです。
学生の皆さんにも、ぜひ類グループの仕事環境で初動スピードを体感してほしいと思います。
一緒に追求しましょう!
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