地域再生の切り札「宇陀米」。発足わずか3年目で特選米が誕生!

2021.10.20

類農園が宇陀市の農家さんたちと「宇陀米ブランド化協議会」を立ち上げて、今年で3年目!!
ブランド化するために厳しい認定基準を設け、それをクリアすべく農家さんたちと技術追求を重ねてきました。

そしてついに!!

宇陀米の中でも特に美味しい「特選・宇陀米」が誕生しました!!
特選宇陀米は、食味値「80点以上」という高得点!これは全国の最高品質・特Aランクに匹敵する得点です。(※食味値は、お米のおいしさを表す指標で全国平均は60~65点です。)

しかし!!

3年でここまで来たとなると輝かしくも見えますが、実は、順風満帆ではなかったのです。。。

 

■君たちは、地域課題が何たるかが全然分かっていない!
この宇陀米のブランド化に乗り出したきっかけは、3年前の直売所生産者説明会でのこと。
類農園は、地域活性を目指して7年前から大阪で「類農園直売所」を運営しています。そこでは、宇陀の農家さんをはじめ、奈良・三重・和歌山の生産者の方の農産物を販売しています。
当時は、都市部に販路を作ることが地域活性化のカギだと思っていましたし、宇陀にも一定貢献出来ているという自負もありました。

しかし、説明会で「類農園はさらに地域課題に取り組んでいきたい。」という話をしたところ、なんと宇陀の重鎮農家の方から「君たちは、地域課題が何たるかが全然分かっていない!」とお叱りを受けてしまったのです。
それは、「基盤となる農村が荒廃してしまっては、販路をいくら作っても地域再生には繋がらない!今、宇陀がどういう状況なのか?君たちは全然分かっていない!」というものでした。

 

その時初めて、実は地域農業の基盤を成すものは【水稲課題】だということを知りました。
水稲は地域の農地面積に占める割合が大きく、水田が荒れてしまうと獣や病害虫の温床となり、畑作へ悪影響を及ぼしてしまいます。
また、地域で共同管理している農業設備の多くは水稲と繋がりが強いので、水稲が衰退すればそれらの維持も難しくなってしまいます。
つまり、水稲の衰退は、地域農業全体の衰退に直結する重大な問題!それを農家さんたちは分かっているからこそ、地域の農業基盤を守っていくために、赤字でもお米を作り続けていたことが見えてきました。

ところが、赤字ゆえ、若い農家さんや新規就農の方は水稲をやりたがらず、農業基盤の崩壊が迫っているという状況。本当に向き合うべき課題は、ここにあったのです。

 

■赤字脱却に向けて!

赤字の理由は、なんといっても販売価格の低さ。宇陀米のように生産量が少ないお米は、農協に出荷すると他の地域のお米と混ぜられて「奈良県産」のお米として安い価格で販売されてしまいます。
そこで、お米をブランド化し高単価で販売していこうと地域の方と一緒に「宇陀米ブランド化協議会」を立ち上げました。

そこでは、世間では不可能といわれる「食味の向上と収量アップの両立」を追求!
食味値・全国平均60~65点のところ、70点以上という厳しい基準を満たしたもののみを「宇陀米」として認定しブランド化に成功!(直売所でも大人気で昨年は完売!)
さらに、「食味値80点以上」という高い基準を満たした「特選・宇陀米」も誕生!

高単価販売を実現したことにより、ついに!!お米づくりをする若手農家さんが出始めてきました!

「地域活性化」と言えば聞こえはいいですが、本来の期待を掴めぬままでは、単なる自己満足でしかなく、成果もでないどころか、期待を裏切ることになりかねません。

地元農家さんからのお叱りを受けたところから始まったこの事業。本音をぶつけてくださった想いに感謝し、その分、さらに応えていけるよう進んでいきたいです。

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地域再生の切り札となるこの宇陀米。
ぜひ、みなさまもお楽しみください!

 

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