答えありきで枠を超えられない。社員会議で成果不良→リベンジ会議!
2021.10.13
何か新しいものを生み出すとき「どんな中身だったらお客さんにもっと喜んでもらえるかな?」「どう打ち出したら魅力がより鮮明に伝わるだろう?」と、とってもワクワクするもの★
その反面、実際考え始めると、“これまでこうだったから…”と知らず知らずのうちに答え探しをしていたり、既存の案を組み合わせてどこかで見たことのあるものばかり…なんてこと、ありませんか?
先日、類設計室の社内でもそんなできことが!!社員たちはどうやって乗り越えたのでしょうか?
類設計室は全社員が経営者。経営方針や新商品の戦略立てを行う経営会議も、全社員で行います。
最近は、全体で集まる会議が週1回、週2回は追求会議(グループで追求)→成果を社内ネットに発信という形で追求を塗り重ねています。
そんな中、ある日の追求会議でのこと。
空気感はすごく良く、「自分たちの手でつくっていこう!」という気概もたっぷり!しかし、社内ネットに投稿された成果は・・・
・今までのものと変わらない。模範解答的なもの。枠を壊すとか、斬新さが欠けている><
・ほとんど全てのグループが同じような案。いろいろ追求した結果、その結論に至ったのではなく、“追求なしに”今まで通りでつくっている。
今まで通りの答えありきで枠を超えられない!という現実が立ちはだかりました。どうする!?
経営会議の指揮をとるKさんからは
「攻めの再統合・再構築という限りは、360度全方向の視座から可能性発掘を行い、もっとワクワクしたものにしたい!類設計室が伝えたいことはもっともっとあるはず!まだまだ能力が眠っている!あのときもっとやればよかったとか思わないように、本当にやれることは全部やる」
とみんなを鼓舞する投稿が!
そして、この成果不良、追求不十分を受け、次週にリベンジ会議を行うことになりました。
会議までの間にも、若手からベテランまで、たくさんの社員からの発信が続きました☆
■入社1年目Kくん
今までにないものを生み出す、新たに言葉を紡いでいく作業がそんな簡単なわけがない!
だからこそ、個人ではなくグループで追求する必要があり、一部の人間だけではなく我々全員でやらなくてはいけない課題。というよりか、全員で本気で取り組んだ方が圧倒的に楽しい!
■ベテランコンサルTさん
せっかくイチからつくろうってのに、今までの寄せ集めになっちゃう。
でも、子供たちを見ていると、いつも「同じじゃ飽きるよな~」「もっとこうしたらよくない?」など、無難なことよりも充足追求にまっしぐら。
そうやって全部ひっくるめて「なんて、生きやすい!面白い!充足いっぱい!もっと行きたい!」という想いが湧き出てくるようにひっくり返せたら、それはすごい吸引力!そのために何を追求すべきかを追求する。
■入社2年目Mくん
学校のテスト勉強のように100点なんてないし、これといった正解も終わりもない。だから「“これくらいで”十分いけるだろう」といった邪心は振り払って欲しい。
「類設計室みんなが可能性を潜在思念から感じられる成果物にすること」に尽きる!
そして、新たな可能性を形にしたい!みんなで答えを出したい!という想いで臨んだリベンジ会議。
会議での雰囲気が良かったことはもちろん、より追求に真剣みが増し、各人の参加度も上昇!各グループからの成果投稿を受けて、新戦略の大枠が完成しました♪
生物が進化してきたのと同じように、外圧が変われば、不十分さもあらわになります。だけど、その現実を受け止め、「どうする?」と可能性に向かえるかどうかが成否を分かつ!
物理的な「期限圧力」と「みんなで追求して作ってゆきたい」という想いとの狭間で、もがきながら、壁にぶつかりながら、新たな可能性を実現すべくまだまだ追求は続きます!