全国学力調査の結果は大人への評価

2021.9.24

先日、小・中学校の全国学力調査の結果が公開されました。

 

大阪府は小中ともに全科目で平均点以下。中でも中学国語は政令指定20都市の中で、ダントツの最下位 (ワースト2は堺市)。

なかなか最下位から抜け出せていないのが現実です。

 

ここで、改めて全体の状況を整理し、大阪府と他府県の相対比較してみると、ある特徴が見えてきました。

 

●小学・中学国語では、“文章に表れているものの見方や考え方を読み取って、要約したり、自分の考えを表現すること”に関して他府県に大きく差をつけられている。

 

●小学算数では、7割5分以上の正答率だった「変化の関係を読み取るなどの能力(関数的な能力)」や「データの活用(資料の整理)」の内容。なぜか中学に入ると、正答率が5割程度まで下がってしまっている。ここで求められていたのも、データや資料を論理的に読み解き、自分の考えを記述する問題。

 

 

みなさん、この結果をみて、お気づきのことはありませんか?

例年学力テストは最下位レベルから脱せれない大阪。

一方で、通塾率は全国トップレベルと言われています。

この矛盾する事象は、何を表しているのでしょうか?

 

子供の能力育成を学校や塾などに外注していくと、大人からの強制や管理、宿題は大量に出され詰め込んでいく、あるいは個別に面倒みよく“教えて”もらうぐらいしかありません。

その結果、“自分の頭で考える力”がとことん失われているのです。

 

つまり、これらを生み出している元凶が大人たちだとしたら、これらの結果は子供たちの学力ではなく、大人たちへの評価そのものなのです。

時代遅れの誤った教育の被害を受けるのは、他ならぬ子どもたち。

私たち大阪府民は、早急に自分たちの教育観を見直し、周りの教育観を変えてゆかなければなりません。