「母子共同生活」レポ♪ ①みんなで子育ての可能性☆

2021.8.27

イライラしても仕方がない、不満に思っても何も変わらない、そう思っていても、「子供のために」「母親なんだからこうあらねば」と思えば思うほど苦しくなり、抑えきれない気持ちを子供にぶつけてしまったり、一人で抱え込んでしまったり、時には旦那さまにもその矛先が向いたり。

核家族の弊害にからめとられ、そうはなりたくないのに、毒親化してしまっている…。

 

子育てを担うお母さんなら、誰しも経験することではないでしょうか。私も、まさにその一人です。

「核家族内では突破口は見いだせない><八方ふさがりのこの状態、どうしたらいいの?」

 

そんな思いでいたとき、たまたまママ友数人と、子供たちを引き連れ泊り会をする機会が何度かありました。

ママ3人、子供たち5~6人で過ごす空間はなんとも(心)穏やか~~☆

子供たちの変化はもちろんあったのですが、思いのほか、母たち自身の変化や気付きも多く、「この、母子だけの共同生活、とってもいいのではないか?」と思い至ることになりました!

 

どんな変化だったかというと…

 

●協力し合うことで自然と感謝に溢れる♪そんな母たちの姿を見て、お手伝いを始める子供たち

夕方帰宅してからが戦争と化する普段。泣く子や、構ってほしい子どもたちを一人で対処しながらのご飯づくりはカオス。

それを、みんなで一斉に協力しながら、時には抜けて、任せて、時々、新しい料理を教わったり、工夫の仕方を伝授したりして。

誰かがお風呂にいれてくれている間に、片付けしておこう、これもやっておこうと、「誰が何して」ということもなく、空気や状況を読んで、動き、その分「あぁ助かった」「ほんまありがとう」「なんて感動」などと、心の負担の軽減を喜び共有しあう時間も、すごく心地の良い時間☆

そんな空間だからか、普段家ではほとんどやらないお手伝いを、率先してやって見せてくれる子供たち。

●母自身の認識転換も…

例えば、妊娠中にもかかわらず、普段は周りに気を使って、「自分がやらねば」で頑張ってしまうママも、「他の母たちがいてくれる」「他の子どもたちが一緒なら大丈夫」だと、なんの気兼ねもなく、ゆっくりと休んでくれて、「みんながいたから安心して休めた」と話してくれました!

 

また、「一人で公園にはまだ行かせられない」と、子供の行動を制限しがちだったママ。他の子供たちと一緒になって、2歳児3歳児を引き連れて近所の公園に遊びに行っているのを目の当たりにし、「行けるんだ」「子供に任せてみよう」と転換。そして、後日それを日常でも実行していったのです!

子どもたちが公園に行っている間に、普段はできないような旦那との関係や、女として行き詰って苦しい心の内を涙しながら開き合い受け止め合い、そこでアドバイスし合ったことも、行動に移せていったりも♪

などなど☆

 

 

この、母子だけのお泊り会が思っていた以上に心穏やかに過ごせたことで可能性を感じた私たち!

そこから「母子共同生活」を本格的にやってみよう!と、実際に他のママ3人、子供たち4人で、まずは1週間の『プレ母子共同生活』を実施してみることにしたのです!!

 

次回は、そのリアルな毎日をさらにご紹介したいと思います☆

つづく♪