これから求められる『本源的な学びの場』を追求!

2021.8.29

コロナが流行り始めてから、集まってみんなで楽しんだり、学び合うような機会が少なくなってきましたね。

それと同時に、子どもがスマホやタブレットを使って、いつでも、どこでも情報につながれる環境が整ってきました。

今、従来の学びから大きく変化しようとしています。

弊社は、数多くの学校設計に携わっており、これからの学びの場は何が求められるのかを常に追求しています。私たちが考える「これから求められる学び」とは、

 

正解のない課題に主体的に立ち向かう『追求力

仲間に期待し応え、活力を高め合う『充足力

そして、将来社会に役立つ『人間力

 

を獲得する事が期待されていると考えています。

こういった本源的な学びの場を実現させるために、追求している内容を紹介します。

 

■変わらない教室空間

日本の初等教育の始まりは「学制」が発布された明治期になります。

そこから、戦争や高度経済成長、バブル等を経験し、約150年経ちましたが、

学校教育や教室空間はまったく変化していません!!

社会は変化しているのに・・・

命令に従順な国民をつくることが目的だった時代と同じ教室空間で、子どもたちが本当にワクワクして学べると思いますか?

きっと難しいですよね。

みんなで、楽しく追求し合える教室空間を、

今までの常識から脱して、変えていく必要があるんです。

 

■学びの集団単位

学びの場を創る上で、その場に最適な数(単位)はいくつで、それはどんな集団だと思いますか?

 

 

集団規模は、脳の大きさに比例していて、密接なつながりを持てる数(共認域)とも言えます。

狩猟や採集で生活していた縄文時代、寝食を共にしていた集団は30~50人程度の小さな集団でした。

さらに集団意識を保てる数となると、150人程度の集団になります。

 

実は、現代の学級、学年の人数構成に近い値!!

集団規模としては、意外と適正値!?

ただ、決定的な違いがあります。

 

それは、世代を超えた集団であること。

成績や進学制度に伴い、学びの集団単位は、同年齢の集まりが基本になっていますが、

本来、学びに学年など存在しません。

 

現実課題は常に多世代のチームで突破します。

同年齢という集団は、管理社会によって生み出された集団でしかありません。

異学年の集団で学ぶことが、本来生きていくために必要な力を養っていきます。

学級、学年の枠を超えて交流、学び合える学校づくりが今後、必要になっていくのだと思います。

 

最後に、、、

設計は多くの関係者と議論しながら進めていきます。

何か突飛なアイデアで議論しているわけではありません。

人類の過去、歴史を振り返り、生命原理自然の摂理に立脚した事実を基に議論・提案しています。

 

これらの認識を実現させて、より多くの子どもたちの活力を再生していけるように、日々追求していきたいと思います。