新人農園研修 ~相手の期待に応えるために、とにかく真っすぐ全力で動く~

2021.6.7

今年、新たな試みとして、類グループの設計配属の新人たちは、部門を越えた【本能を解放するスペシャル研修】を受けています!

そして約2カ月、研修を終えた新人たちが、たくさんの気づきを持ち帰ってくれました。

そこで、各部門で研修を受けた新人の気づきを数回に分けてご紹介します。

第一弾は、類農園で1ヶ月の研修を受けた設計男子の気づきです☆

 

余計なことを考えずに、体を動かすことの大切さ

農園研修を通して一番大切だと感じたこと、

それは、「余計なことを考えずにまず動く」ということです。

どれだけ頭で考えていても、実践しなければ頭でっかちになるだけ。

動く前に余計なこと(これで合っているかな、嫌われたくない、自分の評価etc.)を考えてても、成果をあげることはできません。

 

「まず動く、同化する、瞬時に考える、動く」

その繰り返しをどれだけのスピードでやっていけるかが大切です。そうすることで今自分に何が求められているかが見えてきます。

 

 

◆自然外圧に同化すると体が勝手に動いていく

農園では常に自然の外圧を受けながら働き、暮らしています。

だから予定していた作業スケジュールの変更は日常茶飯事で、天候・作物・土壌の状態を常に意識・観察し、小さな変化も見逃しません。

自然の外圧を感じ、土に触れ、野菜に触れることで、段々と全身の感覚が研ぎ澄まされて、どう動けば良いのか判断できるようになっていきました。

 

「野菜の植わり方を瞬時に見極め、それぞれ最適な体の動かし方で引っこ抜く」

「都市のように平らじゃない地面で、一歩一歩最適な動きで栽培・収穫・草刈りを行う」

「太陽と共に動き、収穫のタイミング・適切な水の量を判断する」

 

自然外圧に同化出来たからこそ、体の動かし方に無駄がなくなり、最大限の成果に向かっていけました。

 

 

◆どれだけ相手を想えるかが活力の鍵

農園では常にタイトなスケジュールの中で作業を行い、搬送トラックが来るまでに収穫から出荷までの準備を完了する必要があります。1分1秒を争う時間圧力の中で、はじめは効率ばかり考えて活力も思ったより出ていない感じでした・・・。そんなことを感じ始めていた研修2週間目、私が配属している東京事務所から野菜の注文が届きました。

 

私は、カブの収穫と袋詰めを任せてもらいましたが、東京事務所の仲間を思いながらの作業で、これまで以上に丁寧に作業を進めていたことに気がつきました。そして、無事に野菜が届いた後、東京事務所の仲間から「ありがとう!受け取ったよ。」と写真付きのメッセージが届いたのです。それを見たときに、「よかった!うれしい!」と心から充足を感じ、活力も一気に上がりました。

 

この経験を通して、どれだけ相手を想えるかが活力の鍵ということに気がつくことができました。それから残りの3週間の活力は、自分で振り返ってみても見違えるように変わったと思います。

 

これまでの学生生活では、自分の成績(評価)が全てでした。一方で、相手の期待に応えること、誰かの役に立つことが「仕事」です。設計の仕事と農園の仕事は違うと思っていましたが、この研修を通して、仕事の本質や社会人として大切な心得を実感できたことは、とても貴重で大きなことだと感じています。

 

◆農園も設計も本質は同じ。相手の期待に応えるために全力で動く。

農園と設計は、作業の中身は異なりますが、本質は同じだということに気がつきました。

それは、「相手の期待に応えることが、充足につながる」ということです。

 

そのために

課題に真っすぐ向かい、

深く同化(自然、地域、届ける相手、仲間)して、

相手の期待を掴み、

全力で動く。

 

大自然の中で全力で体を動かしたからこそ、実感を伴った大切な気づきにつながりました。

社会人生活最初の1ヶ月間の農園研修で得た経験や気づきは、

これから長く続く社会人生活の軸を成す大きなの羅針盤になると思っています。